老齢年金には、
『老齢基礎年金』と『老齢厚生年金』とがある。
老齢基礎年金は、国民年金保険料を支払った期間によって金額が決まってくる。
会社員など、厚生年金保険の被保険者の人は、天引きの厚生年金保険料の中で国民年金保険料も支払っているイメージなので、将来的には、老齢基礎年金も老齢厚生年金も受給できることになるわけ。
私の両親は、会社勤めをしたことがない。
ずっと自営業で生計を立ててきた。で、いざ年金をもらいましょ・・・ってなった時どうなったかというと、
老齢基礎年金のみを受給する運びとなった。
私自身、会社員時代、なんでこんなにも高額な厚生年金保険料が引かれちゃってるのーーー?と疑問に思うことがあったが、なんのことはない。厚生年金『保険』なのだ。老齢厚生年金をもらう資格のない人は、配偶者手当のような存在の『加給年金』をももらえる資格さえ与えられない。会社勤めをし、厚生年金保険被保険者になっていると、老齢基礎年金にいくらかの上乗せで受給することができる。
専業主婦は扶養に入り、保険料の支払いがないので万歳!なんてことも言ってられない。
将来の年金が相応の金額で決まってしまうこととなる。
65才まで生きてしまった時の収入源を今一度、いやちょくちょく頭の隅に置いておきたいものだ。
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